改正化審法 第一種特定化学物質



化審法改正:PFOS他12物質を追加(2010年4月1日施行)

POPs条約(ストックホルム条約)のCOP4において、新規に9種類の物質が付属書A(廃絶)、付属書B(制限)、付属書C(非意図的放出の削減)へ追加されることが決定しました。
POPs条約で付属書A,B,Cで勧告された物質は、日本では化審法で規制されることになります。

 

COP4で新規に追加されることが決定した9種類の物質については、化審法では12物質として追加されました。追加された12物質は以下の通りです。

 

 

化審法:第一種特定化学物質への新規追加物質

物質名:CAS No.の順で記載しています。
(CAS No.は、環境省報道発表資料を参考にしています。)

 

  1. ペルフルオロオクタンスルホン酸(PFOS):1763-23-1

    又はその塩:[ペルフルオロオクタンスルホン酸塩の例]
    2795-39-3,4021-47-0,29457-72-5,29081-56-9,70225-14-8,
    56773-42-3,251099-16-8

  2. ペルフルオロオクタンスルホン酸フルオリド(PFOSF):307-35-7
  3. ペンタクロロベンゼン:608-93-5
  4. α−ヘキサクロロシクロヘキサン:319-84-6
  5. β−ヘキサクロロシクロヘキサン:319-85-7
  6. γ−ヘキサクロロシクロヘキサン(リンデン):58-89-9
  7. クロルデコン:143-50-0
  8. ヘキサブロモビフェニル:36355-01-8
  9. テトラブロモジフェニルエーテル:

    [商業用ペンタブロモジフェニルエーテルに含まれる代表的な異性体]40088-47-9

  10. ペンタブロモジフェニルエーテル:

    [商業用ペンタブロモジフェニルエーテルに含まれる代表的な異性体]32534-81-9

  11. ヘキサブロモジフェニルエーテル:

    [商業用オクタブロモジフェニルエーテルに含まれる代表的な異性体]36483-60-0

  12. ヘプタブロモジフェニルエーテル:

    [商業用オクタブロモジフェニルエーテルに含まれる代表的な異性体]68928-80-3

 

ヘキサブロモビフェニルはRoHSで規制されているPBBの一種であり、テトラブロモジフェニルエーテル、ペンタブロモジフェニルエーテル、ヘキサブロモジフェニルエーテル、ヘプタブロモジフェニルエーテルはPBDEの一種です。
この経済産業省の資料には、国内ではPBBの製造・輸入は行われていないとあります(平成14年の資料のようです)。

 

化審法改正で追加されたPFOS他12物質については、
化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律施行令の一部を改正する政令案の新旧対照条文から新旧対比で参照できます。



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PFOSが化審法で規制されるようになっても、
用途の適用除外項目については注意が必要です。